はじめに
こんにちわ
Physio-Notesです!!
今回は、自分が日頃勉強しているPNFについて
復習していきたいと思います。
PNFとの出会いは学生の時に、授業で知りました。
卒業後もセミナーや認定コースなどを受講しながら、
勉強をつづけているコンデプト・手技です。
リハビリ場面では整形疾患、中枢疾患、
トレーニング場面でも幅広く使える手技となっています。
PNFといえば螺旋の動き、パターンのイメージが強いと思いますが、
PNF には哲学、テクニック、原理原則と手段など
パターンだけでない重要な理論があります。
この記事では、PNF=パターンでなない部分を復習することで、これからPNFを勉強していこうと思っている方のお役に立てればと思います。
今回は、そもそもPNFって?ということから復習していきたいと思います。
PNFとは
PNF
医師であり、神経生理学者であったHerman Kabatと
理学療法士のMaggie Knottによって開発された治療手技です。
PNFはProprioceptive Neuromuscular Facilitationの頭文字を並べた略語です。
日本語では、「固有受容性神経促通手技」です。
統合された治療アプローチであり、
どの治療も全人的に行われて、ある特定の部位や能力を引き上げることに着目します。
治療のゴールは、身体を構造的に、神経筋的に適切に促通することです。
適応はすべての神経筋に関わる疾患に用いられ、
筋力低下、協調性の低下、関節可動域制限などを改善させるために、
適切な刺激を与えていきます。
筋・神経・脳の巡りを良くすることで、
自分で動かせる身体を構築してイメージと思ってください。
PNFの意味は?
先ほども説明したように、PNFとは
PNFはProprioceptive Neuromuscular Facilitationの頭文字を並べた略語です。
ここでは、各単語をまとめていきたいと思います。
Proprioceptive:固有受容器
身体の様々な場所になる感覚受容器を刺激する、すなわち脳を刺激していきます。
Neuromuscular:神経・筋
感覚受容器からの情報が、脳で処理されて、神経や筋を経由して動作を行なっていく。
Facilitation:促通
動作や機能が遂行しやすくなる。
すなわち、
固有受容器を刺激することにより、神経や筋の働きを改善を図り、身体機能を変化させていく事ですね!!
PNF Foundation
最初にパターンだけではないと書きましたが、
PNFには他にも重要な事があります。
①Philosophy(哲学)
②Basic principles(基本的原理)&Procedures(手順)
③Techniques(テクニック)
上記にまとめたように、PNFには
Philosophy(哲学)、Basic principles(基本的原理)&Procedures(手順)、
Techniques(テクニック)があります。
PNFのイメージに強い、パターンはProcedures(手段)の一部なんです!!
実際のリハビリやトレーニング場面では、手段とテクニックを合わせながら
行なっていきます。
個人的には哲学、原理をちゃんと理解することが、PNFにおいて重要だと感じています。
おわりに
PNFとは、、について復習していきまた。
様々な人が対象になり、固有受容器を刺激し、神経や筋のつながりをよくする事で
身体の機能や動きを改善させる可能性がある、一連の手技がPNFです。
リハビリやトレーニングをPNFで進めていくのに重要な哲学や
技術の基礎として基本的原理&手順、テクニックがあります。
今後は、哲学や基本的原理&手順なども復習していきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。