はじめに
こんにちわ
Physio-Notesです
前回は、肩関節の痛みについて、勉強していきました
今回は、もう少し肩関節の理解を深めていと思います!!
肩関節は、その驚くべき可動範囲と複雑な構造で知られ、
私たちの日常生活やスポーツ活動において重要な役割を果たしていますよね
しかし、その広い可動域の裏には、さまざまな種類の関節が巧妙に
協力し合っている事実があります
この記事では、肩関節の種類について復習していきます
肩の構造を理解することで、肩の痛みや怪我の予防に役立てましょう

一般的な肩関節との違いとは
肩関節は、人体の最も可動範囲の広い関節の一つで、複数の種類の関節が関係しています
一般的には、肩といえば、上腕骨と肩甲骨の肩甲上腕関節を指します。
肩関節は上腕骨、肩甲骨、鎖骨による骨性の要素と、骨に付着する各軟部組織で構成される
複雑な関節です。その複雑な関節のことを、肩関節複合体といいます。
肩関節複合体とは
肩関節複合体の基本的構造は、支えとなる上腕骨、肩甲骨、鎖骨と
運動性、可動性、支持性、安全性に貢献する軟部組織によって構成されています
関節機能としては、解剖学的な関節と、機能的な関節に分けて考えます
解剖学的関節とは滑膜関節であり、滑膜や関節包が存在する本来の関節構造です
機能学的関節とは前者とは違い、滑膜は存在しない関節で、役割は解剖学的関節を
補助して、効率的に助ける役割があります
解剖学的関節と機能的関節について
解剖学的関節は、骨同士の凹凸で構成されている、滑膜関節です。
肩甲上腕関節、肩鎖関節、胸鎖関節で構成されていて、運動に対して関節内ですべり、転がり、回旋などの運動が行われます
機能学的関節は、非滑膜性の関節であり、C-Cメカニズム、第2関節、肩甲胸郭関節で構成されています。
解剖学的関節と機能的関節の6つの関節から成り立っています。
肩甲上腕関節:肩甲骨と上腕骨からなる関節
胸鎖関節:肩甲骨と鎖骨からなる関節
肩鎖関節:肩甲骨と鎖骨からなる関節
C-Cメカニズム
肩峰下関節(第 2 肩関節):肩甲骨と上腕骨の隙間
肩甲胸郭関節:肩甲骨と肋骨の隙間
おわりに
今回は、肩関節の種類について復習しました
一般的には、肩関節といえば肩甲上腕関節ことを指しますが、
その他にも大事な関節がありました。
肩関節は、その驚異的な可動範囲と複雑な構造によって、
私たちの日常生活からスポーツ活動まで幅広くサポートしています。
肩甲上腕関節、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲胸郭関節、そして肩峰下関節の各部位が協調して
働くことで、私たちの腕は自由に動かせるのです。
次回からは、今回、復習した、肩の各関節について、
しっかりと復習していきたいと思います!!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました