Training

ピリオゼダイゼーションについて

はじめに

こんにちわ!!
Physio-Notesです

スポーツ選手なチームを担当していくと、
試合に向けて準備していくと思います。

シーズンを通して、どのようにピークをもっていくか、
試合が続いている中での、トレーニングの負荷や量はどのように
考えていいけばいいのか、非常に難しいですよね。

そこで、今回はピリオゼダイゼーションついて復習したいと思います。

ピリオゼダイゼーションとは

スポーツ選手が重要な試合の為に、自身のコンデションがピークで望めるようにトレーニングの内容を変化させる事をピリオゼダイゼーションといいます。

ピリオゼダイゼーションの設定する理由

スポーツ技術練習や体力トレーニングを行なっていく時、
トレーニング効果は最初は著しいが、徐々に同じ内容だとプラトーと呼ばれる停滞期に
なってしまい、効果が薄くなってしまいます。

そこで、長期プランの中で、トレーニングの内容を変化させるピリオゼダイゼーションを
設定して、主に「強度と量」を増減させながらトレーニングを行なっていきます。

具体的にはトレーニング期間を準備期、移行期、試合期、回復期の四つの時期に分けて、
各時期の目的に応じてトレーニングの内容を変化させていきます。

主なピリオゼダイゼーションのサイクル

期間
マイクロサイクル(モノサイクル)1年〜1年以上
バイサイクル6ヶ月
トライサイクル4ヶ月
メゾサイクル1〜2ヶ月
ミクロサイクル1~2週間

典型的なピリオゼダイゼーションのサイクル    (マイクロサイクル)

  • 準備期(基礎体力養成編)
  • 第一移行期(専門的筋力養成期)
  • 試合期(ピーキング期)
  • 第二移行期(積極的回復期)

全体的に試合期に近づくにつれて、
強度を増してこれに反比例するように量を減らしていく。

専門的筋力養成期では、種目特異性を考慮した、専門的負荷の割合を増やします。
回復期では、強度・量ともに低減して積極的回復を図ります。

準備期第一移行期試合期第二移行期
強度中程度
8〜12RM程度
70〜80% 1RM
強い
3〜6RM程度
85〜90% 1RM
非常に強い
1〜3RM程度
90〜100%1RM
回復を促す程度
セット数3〜5セット3〜5セット1〜3セットボールゲームなどによるレクリエーション
非常に多い多い少ない普段実施しないTR

おわりに

今回はピリオゼダイゼーションについて復習していきました。
この分野はまだまだ、勉強がたりないなと感じている分野なので、
継続的に学習していきたいと思います。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。