Physio-Notes(雑記)

神経障害性疼痛とは

はじめに

こんにちわ!!

Physio-Notesです!!

今回は、疼痛の分類の侵害受容器性疼痛、神経障害性疼痛、痛覚変調性疼痛に3つのうち、
神経障害性疼痛について勉強していきます。

前回、勉強した侵害受容性疼痛については、下記をご参考にしてください。

侵害受容器性疼痛とは疼痛の分類の中の、侵害受容性疼痛のメカニズムについての解説をしています。...

定義

体制感覚神経系の病変や疾患によって生じる痛みと定義されています。

神経障害性疼痛について

神経が傷ついた事でが原因で起こる痛みで、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性疼痛などが代表的です。
痛みの特徴としては、幻肢痛や灼熱痛(カウザルギー)、風や肌着に触れても痛い(アロディニア)、些細な刺激を強い痛みと感じる痛覚過敏で、消炎鎮痛剤も麻薬性鎮痛剤も効かないとされています。
痛みの時間に着目すると、夕方から夜にかけて周期的に痛みが増悪されるパターンも認める事があります。
その他にも神経陰性兆候(感覚低下)、刺された感覚や痺れといった近く異常を認める事があります。

神経障害性疼痛にメカニズムについて

神経の障害によって生じる痛みのため、末梢神経と中枢神経に分類されます。
ここでは、メカニズムの種類の紹介をしていきます。

末梢神経におけるメカニズム
侵害受容器の感作
異所性発火
交感神経の関与

中枢神経におけるメカニズム
疼痛抑制系の機能不全
二次侵害受容ニューロンの興奮増大
脊髄後角の一次ニューロン終末発芽
グリア細胞の活性化

神経障害性疼痛へに介入について

アロディニア、痛覚過敏についての介入については、適度な触覚刺激・電気刺激・触覚識別とトレーニングが介入手段として用いられています。

おわりに

今回は神経障害性疼痛の概要ついて勉強していきました。
疼痛にメカニズムについては、まだまだ勉強していかなとですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。